【姫路市・広畑】体の健康だけじゃない！？運動が与える心へのポジティブな影響【整体処つちやま】
2020年04月8日
こんにちは！兵庫県姫路市広畑区にある「整体処 つちやま」の院長、土山です。
体の不調を治す仕事をしていると言うとどうしても体のことだけだと思われがちですが、“病は気から”といった言葉にあるとおり、心の不調が体の不調につながるケースも数多くあります。
ストレス社会だと言われている昨今、WHO（世界保健機関）の提唱している「個人がどれだけ生活に充実感を持てているか」の基準であるQOL（Quality of Life）では、身体だけでなく心理状態も良くないと生活が充実しているとは言えないといった記載があり、注目を浴びているのはご存知のとおりでしょう。院長ブログも今回の連載から、運動へのモチベーションに絡めながらメンタル的な部分の内容を扱っていきます。
身体的な健康を図りつつ、精神的にも健康であれるように。
そして皆さんの生活が豊かになるように。
今回も院長ブログ、始めてまいります！
運動・ストレッチの効果は体だけじゃない！心にも与えるポジティブな影響
これまで院長ブログでは様々な運動やストレッチをご紹介しつつ、その効果も合わせてご紹介してきました。
その中で運動やストレッチが心に与える好影響についても軽く触れてきたと思います。
冒頭にも述べたように、運動やストレッチは何も身体的な部分だけに好影響を与えるものではありません。また、QOLの考え方にある通り、より良い生活が体の健康だけで実現できるものでもありません。
実際に米国のチャップマン大学の研究チームが発表した調査結果によると、「高齢者の心の健康と、運動や身体活動の間には、強い関連性がみられる」とのことです。
研究チームは50歳以上の英国人9,986人を対象に、11年間追跡して調査を実施。その結果、精神面の健康を維持して人生をポジティブに生きている人は、そうでない人に比べて、運動や身体活動が多く活発に体を動かしている割合が1.28倍に増えることが判明したそうです。逆に、精神面で不健康な人は活発に体を動かしている割合が0.79倍に減少したとのこと。
院長ブログ、今回からは、運動・ストレッチの精神的な効果について更に詳しく見ていきたいと思います。
※QOL（Quality of Life）の詳しい説明はこちらから↓
運動が心に与える好影響
その1：鬱（うつ）病の治療・予防効果
こちらは2016年10月に医学誌「予防医学ジャーナル」に発表された研究。
運動量が多く、活発的な人であれば、うつ病のリスクを大きく下げることができることが示されています。
また、うつ病に限らず精神的なストレスを抱えた場合、適度な運動を行うことでリフレッシュ効果が得られるといった内容もあわせて紹介されています。
詳細↓
https://toyokeizai.net/articles/-/148595
その2：ストレスの緩和
こちらは間接的に心に影響する作用。
心理学の研究において、人は気持ちが落ち込む際、ストレスの原因に多くの意識を向けることがわかっています。これを改善するには、ストレッサー（ストレスの原因）に向いている意識を他の事象に向ける必要があります。
運動によって得られる達成感や満足感、チームスポーツなどで磨かれる向上心や競争心はもちろん、一度目の前の問題から離れ、自身の体に起こっている変化や運動体験に意識を向けることで、心に安らぎを取り戻すことができるでしょう。
不眠の解消
オフィス勤めでデスクワークが1日の大半を占める人は、「頭は疲れているのに体は元気」といったアンバランスな状態であることが多いです。
この状態だと布団に入ってもなかなか寝付けず、恒常化した場合は不眠症につながることも。日々の習慣に運動を取り入れ、体を疲れさせることで、より質の高い睡眠をとることができるのです。
痛みが深刻化した場合は無理せず、専門家のアドバイスを
体の不調や痛みが悪化、深刻化した場合、個人の努力ではどうにもならないこともあります。そういう時こそ我々の出番。
専門家として施術させていただきますので、是非お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから↓
079-230-0383
今回は運動・ストレッチが心に与える好影響についてお話ししました。
次回もメンタルの部分について、詳しくご紹介していきます！
